ファーレ倶楽部

作品No.1〜11

No.1 リチャード・ウィルソン (イギリス)1953-

ー無題ー
共同溝の入口、排気口/アルミニウム、ステンレス

13段のイギリス式のクラッシックな階段です。空に向かっていくようにみえますが、実は地下に下りる階段が隠されています。
ここの地下には大きな機械室があって、その点検口の扉が付いています。
この扉はルーバーになっていて、時間ごとに自動換気されています。

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No.2 新宮 晋 (日本)1937-

「訪問者」
換気口カバー/ステンレス、アルミニウム、コールテン鋼

風で動く彫刻になっています。タテ軸にもヨコ軸にも回転して複雑な動きをします。
《訪問者》というタイトルがついていて、どこから吹いてきた風でも、この彫刻は受けとめます。
この街へやってきた人々を歓迎しているのです。

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No.3  チャールズ・ウォーゼン (アメリカ)1958-

「水瓶」
散水栓カバー/ブロンズ
※No.36、41、91 も同じ作家

ファーレ立川の中には、この水瓶が全部で4ヶ所に置いてあります。
蓋を開けると水道栓があり、植栽に水を遣ったり、清掃の時などに使われます。

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No.4 岡崎 乾二郎 (日本)1955-

「Mount Ida ー イーデーの山(少年パリスはまだ羊飼いをしている)
"Mount Ida (The boy Paris is still shepherding)」

換気口カバー/鋼鉄

25mにわたる換気口のカバーです。6つの換気口がつながっています。
この作品の形は、コンピューターを使って、羊羹の箱のような形を何回もねじり、それを貼り合わせてできた形なのです。
中の植物は実のなるものばかりで、鳥は自由に出入りすることができます。
ファーレ立川のモノレール側は遠くから見られることもあり、比較的大きめの作品が置かれています。

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2023年3月 作家からのメッセージ追記
 
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No.5 伊藤 誠 (日本)1955-

ー無題ー
換気口カバー/鋼鉄
※No.7 も同じ作家

ここは道路に面していますし、ペデストリアンデッキの階段と支柱に囲まれた暗い場所です。そして、駐車場の出口でもあります。
いわゆるデッドスペースを使ったこの作品は、この場所を明るい空間にしてくれました。

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No.6 袴田 京太朗 (日本)1963-

「17才」
換気口/鉄

この有機的な形は、まさに《17才》。
2本の足でヒョローと立っている姿は、なぜか、青年を思わせます。
青春の青と、若葉の緑を使ったこの作品は若々しく、なやましい作品です。
そして、空へと伸びる姿にエネルギーを感じます。

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No.7 伊藤 誠 (日本)1955-

ー無題ー
換気口/鉄
※No.5 も同じ作家

No.5と同様に、このデッドスペースにも作品を置きました。

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No.8 長澤 伸穂 (日本)1960-

「トンボヒコーキのメッセージ」
ツリーサークル/鋳鉄

ここの並木には7つのツリーサークルがあります。
武蔵野の地に昔から生息していたトンボ、そして立川には昔から飛行機が飛んでいたイメージがツリーサークルの中で、トンボからヒコーキへ、ヒコーキからトンボへと姿を変えている様子が描かれています。
トンボとヒコーキの途中は、トンボヒコーキ。
この作品は、アートコンセプトの1つ「都市機能(ファンクション)を、物語(フィクション)に」の精神そのものです。

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No.9 エステル・アルバルダネ (スペイン)1947-2004

「タチカワの女たち」
道祖神(見知らぬ人)/鋼鉄
※No.17、29、53、59 も同じ作家

ファーレ立川の中には、全部で5ヶ所に置かれています。
この《タチカワの女たち》は道の傍らにあり、この街を往き来する人々を見守っています。
この作品は、作家の好きなものといつも一緒にいます。
この街をプロデュースした北川フラム氏のアイディアで、道祖神や毘沙門天として作品を配置してあります。
 
 
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No.10 メナシェ・カディシュマン (イスラエル)1932-2015

「自然は微笑まず、人は微笑む」
ペデストリアンデッキ側壁/鋼鉄、照明器具

日本語、ヘブライ語、英語で《自然は微笑まず、人は微笑む》と彫り抜いてあります。
夜は裏側のライトによってシルエットになり、丘に羊のいる美しい風景が浮かび上がります。

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No.11 スティーブン・アントナコス (ギリシャ/アメリカ)1926-2013

「Ena-1」ー「エナ-1」
パサージュルーフ・ライティング/ステンレス、ネオン管
※No.34、42、79 も同じ作家

デパートと映画館の間のペデストリアンデッキの上のルーフは、雨よけの役割はなく、ビルの間をつなぐ建築上のデザインです。
この楽しげなルーフの下に丸や三角、四角の色とりどりのネオンを埋め込んだ美しい作品です。

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